プロフィール

yukawa yasha,湯川夜叉
名前
湯川夜叉(ユカワヤシャ)
刀匠銘
鏡夜叉麿(カガミヤシャマロ)
スウェーデン生まれ
Instagram
2009年
宮崎県の刀匠松葉一路氏に弟子入り
2015年
山口県防府市の日本刀鍛錬所へ移住
(旧杉田善昭日本刀鍛錬所)
2016年
美術刀剣刀匠技術保存研修会修了 刀匠となる
2018年
the japantimes(ジャパンタイムズ)に特集記事が掲載される
2018年
山口県防府市において初の展示会を行う

メディア情報

2018年5月 the japantimes(ジャパンタイムズ)で特集記事掲載
2018年8月 tys(テレビ山口)ニュースタイムで特集放送
2018年8月 ほうふ日報で個展記事掲載
2019年1月 tys(テレビ山口)ちぐまや家族にて紹介
2019年2月 地元応援サイトここいろに記事掲載
2019年3月 NHK山口情報維新!やまぐちで特集放送

インタビュー

yukawa yasha,湯川夜叉

—— なぜ日本で刀匠になろうと思ったのですか

はい、私は学生時代に美術を専攻しており様々な芸術に触れました。ある日突然刀匠になる夢を見て日本刀の魅力に引き込まれ刀匠になろうと決意しました。

—— 弟子の修業時代は大変だったのではないですか

確かに刀匠の弟子はとても大変でした。基本的には無報酬で刀匠の仕事を勉強させて頂く立場です。師匠には朝の挨拶から掃除まで徹底的に教えて頂きました。しかし、そのおかげで今の私があると思っています。

—— 目標はありますか

毎回自分が納得できる作品を作りたいと思っています。目の前の作品をより良いものにするのが目標です。

—— なぜ山口県に移住してこられたのですか

もともと今の鍛錬所には杉田さんという刀匠がおられました。私の師匠と杉田さんは知り合いで今の鍛錬所が空いたので独立してみないかといわれ移住を決断しました。

—— 湯川さんの日本刀にはどのような原料が使われていますか。

主な原料は島根県奥出雲で製鉄された玉鋼を使用しています。このたたら場は日本で唯一現存するたたら場で私達刀匠のみに譲ってくれます。そして前の杉田さんが所有していた防府周防国分寺で使われていた200年前の貴重な釘を譲り受けて作刀時に使用しています。私の作品には日本古来の製法で製鉄された玉鋼と、200年という時間が融合されています。そして手にされた方の心が清らかになるような作品を作っています。

—— 200年前の釘が刀に生まれ変わるのですか

はい、原料の玉鋼の中に200年という時間を少しだけ融合させて刀を作ります。とても貴重な200年前の釘を使用するときにはとても緊張します。

yukawa yasha,湯川夜叉
yukawa yasha,湯川夜叉

—— 刀を1本作るのにどのくらいの時間がかかりますか

玉鋼を鍛錬しておおよその形なるまでに1カ月程度かかります。それから研ぎ師の方に研いで頂いてから鞘師の方に鞘を作って頂きます。全部で約3カ月以上かかります。

—— 刀以外の注文もありますか

はい、脇差や短刀など短いものもあります。最近ではプロの料理人の方から包丁の依頼もあります。

—— 刀作りの魅力はなんですか

自分自身と向き合って、自分の心が刀に宿ることです。自分の心が乱れているときには失敗したり傷が入ったりしてしまいます。そうなると一からやり直しでとても落ち込みます。しかし、心が清らかな時には素晴らしい作品が出来上がります。手に入れた方の心も清らかにすることができる作品が作れた時には何事にも代えがたい喜びでいっぱいになります。

—— ありがとうございました